ルイ王朝の遺構であるヴェルサイユ。この宮殿を華麗に彩ったのが、各国の王侯貴族の羨望の的だったセーブル窯の器でした。
すべての陶磁器には、成形、装飾のなされた時代、製作にかかわった職人のサインなどを表すセーブルマークが施されています。
セーブルゴブレオンフォンセC/S価格 3,500,000円 (税込3,675,000円) 送料別
リンク先店舗:楽天市場【Ex−Factory】
商品名:GOBELET ENFONCE ET SOUCOUP A GAINE
ゴブレ・オンフォンセ・エ・スークープ・ア・ゲン(CUP&SAUCER )
柄:1765年MICAUD PEREにより絵付けされる。
粘土の種類:ソフトペースト
フォーム製作時期:カップの原型は1752年頃、カップとソーサーの現サイズは1759年に創作。セーブル美術館にあるオリジナルカップは、ANDRE DELOMBRE(アンドレ・デゥロンブル)コレクションの贈与作品の一部に属します。このコレクションは18世紀のGOBELETS ENFONCEの作品から成り、1955年セーブル美術館に初めて納品されました。
製作技術:ANSES TORSADEES(撚り総型取っ手)の装飾、細工加工は手作りによる古典的技術で製造されています。2本の粘土紐を編み合わせ、棕櫚の葉模様を模っています。弓反りに模られた取っ手は、型崩れしないよう石膏によるサポートが施されています。カップとソーサーのフォームは、ろくろによる成型方法。焼成台に固定されたカップとソーサーは、1260度の温度で焼かれます。研磨材で磨きあげ、ニスを塗った後、1130度の温度で再び焼成。3回目の焼成は、1120度の温度。1996年MIREILLE COUSINによる復元。このカップ&ソーサーは、揺れ、ずれを防ぐ為にソーサーに窪みが深く仕上げられています。18世紀当時に流行したモデル。
セーブル『ゴブレオンフォンセ カップ&ソーサー』詳細は
こちらから